社会福祉施設(スイス連邦、二オン市)

施主: ニオン財団法人カウンシル
チーム:
アトリエ エムエフマーク

使命: 社会福祉施設のデザイン提案
延べ面積: 4,330m2
コスト総額: 約スイスフラン 18'000'000.+ その他関連設計費(税抜き)
フェーズ: コンペ
年: 2015
場所:スイス連邦、ニオン市

プロジェクト概要:

 

私達のプロジェクトは、社会福祉施設の社会的局面を追及する事を意図しています。

社会福祉施設は、一定期間、物理的で精神的な健康状況に於いてケアを必要とする

年老いた方々に、物資、情動そして医療ニーズの為の懇親的な居住空間を提供

します。

 

又、その施設は、生気づける空間、文化活動空間、管理事務所、カフェ/ティー

ルーム、整髪室のようなローカルコミュニティーを全住人が困難なくアクセス出来るような距離に包括します。

 

付随するコンセプトに於ける計画上での柔軟性では、豊富で環境に配慮された素材の使用や身障者用のデザインが確保されています。

 

これら全ては、柔軟性や親しみのある受け入れ体制を構築し、受容者に社会福祉施設の中にいると云うより、アパート内にいると云うような感覚を与えます。

 

計画地の与条件:ローカル気候条件

 

計画地の構成は、オリエンテーションを考慮して計画されています。

大部分の部屋は南側に面しており、外光を受け取り、北面の部分もまた北側から

日中均一な光環境を受け入れます。

 

計画地は、ルマン湖畔沿いにある小さな町であり、ジェーネーブとローザンヌ

の中間地点位に位置します。又、歴史的で、起伏の多い若しくは山岳の多い自然

 の特徴を呈しています。

 

南面の樹木は正面からの強く不快な風を遮断します。

内部廊下を明るくする自然採光を確保する為に屋根の中央部分にトップライトが

設置されています。

 

全ての部屋は自然喚気を促し、新鮮な空気を供給する優勢な外風に面しています。

 

 

歩行者-自転車や自動車-オートバイについてのエリア区分:

 

計画地に於いて、交通上の安全性を確保する為に、歩行者-自転車、

自動車-スクーターオートバイ別にアクセスするゾーンについて非常に明確な

区分があります。

 

地下階と機会室用のアクセスは、容易な器具の変更を保証し建物のライフサイクルを増加させる為に計画されます。

 

 

火災や緊急時の自動車のアクセスゾーン:

 

火災や洪水のような自然災害時の安全性を確保する為に、緊急時に於ける社会福祉施設の利用者へのルートは完全に上記のゾーンにより区分され、消防車や救急車の

アクセスを容易にします。

 

 

コンセプトや形状創成:

 

設計に於けるプロジェクトのゴールは、全てのプログラムを敷地内に収める事で

あります。

 

高低差を有する計画地の与条件は、等高線の高低差を利用したデザインを導き出

します。

 

敷地境界線やその固有の形状は、建物ゾーニングにより識別された建物区分や道路側区分のような都市計画条件を定めます。

 

結果として、地形の高低差により定義され且つ形成された空間が建物デザイン用に

出現します。

 

従って、Ground/地(場)とFigure/図(建物)の関係は、地に近似したFigure/

図 - Ground/よりになります。Ground/地に親しいFigure/図 - Ground/地).

 

*図-地 理論は、コーリン ローエ(コラージュ シテイの作者)や

ピーター アイゼンマンにより紹介され、主に、マス-ボイド関係や

比較的都市化されたエリアの都市基盤の分析を表現する図-地 検討に

関連した都市デザインや都市形態について言及してます。

 

又、それは、地の特徴として、主たる都市のランドスケープ要素を構築します。

それらの要素には、オープン空間のランドスケープや自然要素が考慮されます。

 

参考として、彼らは、図-地 理論 若しくは、図-図都市計画(アーバニズム)

を説明する為に、ローマの地図やローマ インテロッタの用いています。

 

参考:

-ピーターアイゼンマンとイマン アサリとのインタビュー、

 Architecture review April 2013

-ウィキぺディア 図-地 ダイアグラム

 

建物の内部空間の特徴/廊下、諸室、ホールそして様々な庭的空間のゾーン:

 

フロアー利用は、本プランニングに於いて取られた手段により最適化されます。

それらの手段は以下の点により特徴づけられます。

 

1)廊下空間は、境界線別に様々なホールに一体的に包括され、2つの機能利用の為のマージンにより形成されます。

 

2)様々なホールは、それら自身の機能を包括するだけでなく、内部共用スペースとして全ての部屋を繋げる役割を果たします。

 

3)横方向の回遊性は、部屋とホールからのアクセスやルートにより確保され、建物内での明瞭な視界と共に開放されます。

 

各ホールは、建物内ではオープンで空間同士で繋がります。

それらは、一体化した感覚を与えます。

 

又、各部屋は、住人にユニット住戸の識別を容易にする為に色付き建築サイン

化した内部壁を備えます。

 

地下は、地中に半分埋まり、水を保存したり、建物の環境設備のエネルギー効率の最適化する設備機器を設置したりする為に利用されます。

 

建物と地面との差により生じた空間は、ステージ付きの階段状の椅子を備えて、

住人や社会福祉施設を訪問する外からのユーザーのリクリエーション空間として利用されます。

 

全てのランドスケープの地表面は、樹木や草木により覆われ、近隣の森林により

繋がり、当該場所に落ち着き快適な環境を提供します。

 

外装計画:

 

外装は、エコ石灰ブロックと外壁ブロックを重ねるルールにより特徴づけられます。

又、それらのブロックは大気や建物ユーザーに於ける環境負荷を徹底的に減ら

します。

 

-ランダムに配置されたブロックでの岩石に似た外面

-素材(石灰石)の自然的テクスチャが見られる外面

 

これら全ての手段は、計画地の自然や現存地形を尊重しながらコンテクスト内で

 

建物全体を一体化する事に貢献します。

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