施主:順天市
チーム: アトリエ エムエフマーク
使命:芸術プラットフォームアイデア提案
延べ面積: 10,514m2
コスト総額: KRW 15,000,000,000(税抜き)
フェーズ: コンペ、1段階
年: 2016
場所: 韓国、順天市
概要:
新たな芸術プラットフォームは、現代に於ける文化的出入口なだけでなく、歴史ある並置した層を有する懐かしい町のまちおこしの創出を願われています。
再開発に於いて、芸術プラットフォームは、人々の集う場所として、現代的で魅力的であり且つ自然災害に耐えうる弾力的で持続可能なハブである事を目指します。
更に、付随する考え方としての風水やルールべースの設計は、有機的で環境にやさしいデザインを創造します。
それは、建物ボリューム、孔あき射影ポリカーボンネッテと版築壁そしてバリアーフリー傾斜路や支流川を臨む円形劇場に連結する新たなYeounja Ru の水平性と垂直性を備えた現代的な展望台をデザインします。
叙述:
このプロジェクトは、懐かしい都市の復活を創出する役割を担う文化的な出入口となる事を期待されます。
又、今現在、近代の建物群で広く覆われた町にある人文科学都市に適応した現代文化センターを目指しています。
風水原理によると、そのようなロケーションは、計画地として運勢がよいとても最適な場所とされています。
更に、歴史的に、文化施設から教育施設に至るまでの古い建物群は、大抵、空気流(換気)や幸運の呼び込みに関連した円形孔を有しています。
風水や省エネ資源の有効利用のような環境デザインは、風向き、太陽光、健康的で無害で耐久的な資源利用そしてライフサイクルコストでのデザインアプローチに反映されます。
そのように、有機的なマスは、チューブにより交差され、結果として生じたモデルは、韓国での円形孔付きの古い建物群を彷彿させる幾つかの特性を有します。
サイトAの建物は、その主要外壁を中央道路に面して、現地産でCNCで製造された防火木板で構成された外壁で特徴づけられます。又、外壁沿いにある独立した出入口で接続した内部でグループ化された屋内空間で構成されます。
それらの屋内空間の内、ビジターセンターと共用エリアは、カフェテリアと見晴し台(新yonja-ru)に隣接します。
文化センターの他に、外部サイトA空間は、植栽のある広大な緑化スペースや将来増設増築に導かれる大きい車寄席/待機スペース/外部庭園の一部そして、安価でメンテナンスが容易な地上平屋駐車場により構成されます。
概して、敷地境界線は、自動車/車両と歩行者の間での明確な交通手段の裾分けと共に開かれた空間となっています。
大抵、建物群は、サイトA,B,Cのそれぞれとネットワーク化された緑地植栽エリア付きの歩行者エリアにより囲まれています。
結果的に生じたチューブ上の孔は、主に天井高が異なる展示スペースのような特定の空間として利用され、多指向性の眺望や流れを創造します。
しかし、それらのチューブは、荷重重荷を負担するモノコク要素を構成せず、非荷重重荷である間仕切りを構成します。それらは、安価で安全な工事を容易にします。
内部空間構造は、チューブとマスとの交差により創造された回遊性ラインに一貫して沿った各プログラムと回遊空間を重複した効率的な空間利用であるように努めます。
基本的に、鉄骨造やRC柱が、上階や屋根そして木板で覆われた外壁の荷重を支持します。
建物設備は、床版や広大な屋上屋根そして地下に配備された機械設備により運用されます。
これら全てが、容易なメンテナンスや点検そして耐久的な建物使用に導かれます。
更に、水の再利用が計画されています。従って、屋根により集水された雨水や雑排水は分別されて地下ピットに蓄水されます。
この手段は、都市水害を防ぐ為に、排水を公共下水設備に放水する前に一定期間敷地内に貯めるだけでなく、植栽や樹木への灌漑水や清掃用水も供給します。
Yeounja Ruは、現地の制約条件と共に現代的なやり方で再解釈されています。
カフェテリアは、建物群の環境親性を特徴づけた緑系半透明ポリカーボンや版築壁により構成されます。
芸術センターやビジターセンターでのように、カフェテリア内の円形鉄骨柱は、カフェテリアや屋根や全体の覆い構造を支持します。
この空間は、支流川に面した円形劇場に隣接した芸術センターやビジターセンターの文化活動に寄与します。
それらは、芸術センターやビジターセンターが閉館である時、イベント開催や集客に貢献します。